冬のエアコン、暖房をつけっぱなしは電気代節約になる？

エアコンつけっぱなしは電気代の節約になる？

エアコンつけっぱなしは電気代の節約になる？っという話しを聞いたことはないでしょうか？
また、夏の冷房も冬の暖房と同じように一日中エアコンをつけているのに
冬の電気代の方が高くなっていることに疑問を持っている方もいるかもしれません。

そこで今回は、冬のエアコン豆知識についてお話していきたいと思います。

1，暖房の「設定温度」は何℃がいいか？
環境省が推奨する暖房の設定温度の目安は20℃です。
暖房時の設定温度を1℃低くするだけでも約10％も消費電力を削減できると言われていますので、暖房の設定温度を見直すことは節電に効果的です。ですので、20℃よりも大幅に高く設定している場合は体に無理がない程度にもう少し下げることを検討しては如何でしょうか？

2，暖房の電気代が冷房より高い理由！
エアコンは、暖房の方が冷房よりも電気代が高く傾向にあります。夏も冬と同じように一日中エアコンをつけていることもあると思いますがなぜ、冬の方が電気代が高くなってしまうのでしょうか？
その理由は「部屋の中と外の気温差」です！
例えば、夏の外の気温が35℃ある場合、環境省が推奨している冷房の設定温度は28℃にしたとします この時の外の気温と部屋の設定温度との気温差は7℃となります。
次に冬ですが、外の気温が5℃の場合 環境省が推奨している暖房の設定温度は20℃にしたとします、この時の外の気温と部屋の設定温度との気温差は15℃となります。
つまり、夏と冬では設定温度までの気温差は倍以上あるという事になります。エアコンは室内温度を設定温度にするまでが、一番電気代がかかります。冬の方が夏よりも外気温との温度差が大きく設定温度に合わせるための消費電力が増えるため結果的に電気代が高くなりやすいのです。

3，暖房つけっぱなしは電気代節約になる？
「ちょっと近くのコンビニに行くので節電の為に暖房を切ろう」っといったように、こまめに電源のON・OFFを繰り返していると逆に電気代がかかってしまいます。先ほども説明した通り室温を設定温度にするまでが、一番電気代がかかるのですが、室温が設定温度になったら一転、室内をキープするのにはそれほど電力を使いません。ですので、長時間の外出時は消した方が良いですが30分程度の短時間であれば、スイッチを切らずつけっぱなしにした方が電気代節約になります。
また「窓を開けて換気をしたい」っという場合もエアコンをつけっぱなしでした方が消費電力量は少なくなったというダイキンさんの検証結果もありますので窓開け換気も30分以内であれば暖房はつけっぱなしにした方が暖かく快適で、電気代節約にもなります。

今回はエアコンの電気代にかかわる豆知識をお知らせいたしましたが、今後まだまだいろいろな豆知識をお話していこうと思います。長文でお付き合い有難う御座いました。

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